【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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◆0I2Ir6M9cc
[saga]
2019/09/24(火) 23:07:03.93 ID:Byv3NEp00
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ショタ提督(それから僕は毎日、ひたすら転移魔法の強化と安定化に努めた)
ショタ提督(最初の日はお父さん達の仲間へ僕の無事を連絡したり、僕に好きな人が出来たことを祝ってくれたりで忙しかったけど……)
ショタ提督(それからはずっと練習し続けた。クエストに参加出来ないのは申し訳無かったけど、村雨お姉さんとの約束を蔑ろにしたくなかったから……)
ショタ提督(何度も失敗しながらも、どこがおかしかったかを確認して……少しずつだけど、成功率が上がっていって……)
ショタ提督(もちろん魔法の強化だけじゃダメだから、鍛冶屋さんの人にお願いして……杖を沢山強化してもらって……)
ショタ提督(村雨お姉さんの世界で言うところの、数ヶ月くらい経った頃かな……ついに……!)
――
ショタ提督「……はっ!」つ杖 カッ
スライム「………」パシュンッ!
ショタ提督(……さっき、僕が目印に帽子を被せたスライムだ。指定した世界に飛ばした後、ここに呼び戻せた……もう、1度も失敗して無い……!)
父「……よし、これなら大丈夫だろう」
母「提督、おめでとう。これで次元転移魔法をマスターしたわね」
ショタ提督「……やったぁっ!これで……これでまた、村雨お姉さんの世界に行くことが出来るんだ……!」
父「でも、みだりに目的世界以外へ移動するなよ?提督のことだから、また行方不明にでもなったりしたら……」
ショタ提督「だ、大丈夫だよ!そんなことしないもん!」
母「………」
ショタ提督(あうっ、信用されてない……)
母「……冗談よ。でも、本当に無茶だけはやめてね?ただでさえデリケートな魔法だから、暴発したらどうなっちゃうか……」
ショタ提督「……分かってる。だからこそ、一生懸命特訓したんだ……絶対に、村雨お姉さんの所へ行きたいから……!」
父「……向こうで落ち着いたら、俺達にも伝えに来てくれよ?親として挨拶しておかないといけないからな」ニカッ
母「息子を保護してくれた上に、将来は奥さんになってくれるかもしれない子だしね」クスッ
ショタ提督「お、奥さん……そ、それじゃ、そろそろ行くね!///」
父「おっ、照れてる照れてる」ニヤニヤ
母「よっぽどその子のことが好きなのね」ニヤニヤ
ショタ提督「う、うぅ……もうっ!行って来ますっ!はぁっ!///」つ杖 カッ
パシュンッ!
父「……あの未熟だった息子に彼女、か。まだ少し信じられない俺がいるな……」
母「正直、まだ先の話だと思ってたけど……でも、右も左も分からない異世界で優しくしてもらったら、惚れちゃうのも無理はないかもね」クスッ
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