【BLEACH×ロンパV3】キーボ 「砕かれた先にある世界」【前編】
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251: ◆02/1zAmSVg[saga]
2019/09/20(金) 14:39:20.88 ID:pU3OgjCOO



真宮寺「……いや、まァ、正確には、現世でも多かれ少なかれ超常現象は起こり得るんだけどネ。霊子は現世にもあるわけだからサ」

真宮寺「だけど、それらのものを、現世で普通に生きてる人達が見て記憶することは “ 基本的に ” 不可能だ」

真宮寺「霊子やそれによって引き起こされる超常現象を、認識しきれないのが現状なんだヨ」



アンジー「………」



真宮寺「……【生前の時点から相応の霊力を持ち】【その影響で霊子などを、ある程度知覚可能になっている】などといった状況にあれば話は別だけど、そういうケースはとても少ないしーーー」



真宮寺「ーーーもしも、なんらかの理由で、本来霊力を持たない人達でも霊子などを知覚できることがあったとしても、それらは混乱防止のため、記換神機(きかんしんき)と呼ばれる記憶操作技術をもって、別の記憶に書き換えられてしまうだろうネ」



キーボ「………」



真宮寺「だから、現世で生きる、普通の人達の常識では、霊子やそれによる超常現象を、当たり前のものとされていない」

真宮寺「……もちろん、知らないもの、目に見えないものに対して、想像を働かせることはできるだろうけどーーー」



真宮寺「ーーー全容を知り、記憶し続けることが困難である以上、自分達の想像が実状と一致しているかどうか、死ぬまで確かめることはできない……」

真宮寺「……そう、実際に死亡して魂だけの状態になり、死の側の存在とならない限りは、霊子やそれによる現象を確かめるなんて、まず不可能……」



真宮寺「……故に、現世で普通に生きる大多数の人達は、自分達が死ぬまでの間、霊子やそれによる現象を、当たり前のものとして認識できない運命にあるのサ……」



キーボ「………」





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