【BLEACH×ロンパV3】キーボ 「砕かれた先にある世界」【前編】
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167: ◆02/1zAmSVg[saga]
2019/09/17(火) 14:37:29.19 ID:Vk1V6IAHO



キーボ「しかし、そうなると、入間さんも百田クンも、技術開発局に入るのは難しそうですね」

真宮寺「……そうだネ。しかも、技術開発局は、瀞霊廷における最先端技術の集まる場所」

真宮寺「そこに行かずして科学者として研究を行うのは、難しいと言わざるを得ないヨ」

キーボ「……他に、研究機関はないんですか?」

真宮寺「……他にあるとすれば、貴族が抱える独自の研究機関になるだろうネ」

キーボ「……貴族?」

真宮寺「……実は尸魂界には、王族だけでなく貴族も存在していてネ。充分な財源を確保できる裕福な家であれば、そこで独自の研究機関を抱えていることはある」

真宮寺「そこでなら、技術開発局のそれには及ばないまでもーーー科学者として研究を行うことはできるはずだヨ」

キーボ「なるほど……」

アンジー「………」

真宮寺「まァ、都合よく貴族の研究機関に勤められるとは限らないけれどーーー入間さんほどの才能や百田君ほどの心の強さがあれば、可能性は高いと思うヨ」

真宮寺「人事としても、あれほどの人材を遊ばせておくのは、避けたいことだろうからネ」

真宮寺「おそらくは、信頼できる貴族が抱える研究機関の元に、配属されるんじゃないかと思うヨ」

真宮寺「……もっとも、技術開発局ではない場所で、どこまで科学者として大成できるかはわからないけどネ」





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