68: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/09/16(月) 06:54:20.92 ID:Aam2sbDE0
>>66が投稿できてないため、2レスに分けて投稿します。
女盗賊「物心ついた時には知らない誰かの元に預けられてた。…その人がウチの育ての親でもあり、師でもある」
女盗賊「その界隈では名の通った盗人だと知ったのは大分後だったけど」
女盗賊「酷いと思わない?ウチが一人でも生きていけるようにって、叩き込まれたのが盗賊としての技術!おかげでウチはこれ以外の生き方を知らない人間になっちゃったよ」
女盗賊「…ま、今が楽しいから、感謝しかしてないけどさぁ」
男「お前の親は何をしているんだ?」
女盗賊「さぁね。知らない」
男「……お前を、捨てたのか?」
女盗賊「そうなんじゃない?調べたこともないけどね。一度も会ったことない人達を気にするほどの暇はなかったし、今更所在を知ったところで興味もない」
女盗賊「あぁ、ちなみにウチの師はまだ生きてるからね?調子に乗ってこの前捕まりそうになってたのは笑えたわ」クスス
女盗賊「…つまり、ウチが言いたいのは無理にその子の過去を知ろうとしないでも、あんたが生きてく術を教えてあげればいいんじゃないのってことよ」
女盗賊「ウチみたいに生きる人間が居たっていい」
男「この子が狙われる理由を知らなければ、根本的な解決にならないだろう」
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