博多弁女「本当にうちのこと好いとっと?」関西弁女「ほんまに好きや! 嘘やない!」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/08(日) 03:13:43.39 ID:xO85NB25O
「あんたはうちのこと好き?」
「別に……どうでもよか」
「どうでもいいわけないやんかぁ」

じっと目を見つめられてしまい、仕方なく。

「……好いとっとよ」
「えっ? 全然聞こえんかったなぁ」
「やけん、好いとーってば!!」

とぼけられたので大声で好意を伝えたところ。

「えへへ……めっちゃ嬉しいなぁ」

すごく可愛くはにかむのは、ずるいと思った。

「……あんたは愛らしゅうて羨ましかばい」
「そっちだってごっつ可愛いやんかぁ!」
「うちはちっとも可愛くなかと!」
「そやったらうちだって可愛ない!」

分からず屋と睨み合っていると、不意に。

「キス、せーへん?」
「ふぇっ!?」

距離を取る。危ない。こういう奴だった。

「そんな拒否せんでも……傷つくわぁ」
「いきなりやったけん……ごめん」
「うちとキスするのそんなに嫌なん?」

しょんぼりした表情で聞くのは本当にずるい。

「……嫌じゃなかとよ?」
「……その喋り方、ほんまずるいなぁ」
「それはお互いさまばい」

その日、初めてキスをした。幸せだった。


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