魔術師「探偵業はじめました」剣士「消えた恋人を探せ!の巻」
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19: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:46:23.60 ID:tDrZnMap0
剣士「他になにか妙なものはあった?」スタスタ

魔術師「こういう時に一番怪しいのはタンスやクローゼットの中とかなんだが」スタスタ

魔術師「失敗したな…引っ張ってでも青年くんを連れて来れば良かったぜ」
以下略 AAS



20: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:47:04.83 ID:tDrZnMap0
魔術師「い、いやでもやむを得ない事情だとしたらOKか?開けちゃっていいのか?漁っていいのか?下着とかも見ちゃっていいのか?」ブツブツ

剣士「駄目だよ魔術師さん!俺たちは信用商売だから!そんなことしたら二度と依頼人が来なくなっちゃうから!」

剣士「いくらモテないからって最後の一線は越えちゃ駄目だ!」グギャッ
以下略 AAS



21: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:47:35.95 ID:tDrZnMap0
魔術師「“つい”で迷わず僕にアッパーカットをかますとはな…」フラフラ

魔術師「ちょっとした…冗談のつもり…だったのに…」バタン

剣士「わー!魔術師さーーん!!」アセアセ
以下略 AAS



22: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:48:25.36 ID:tDrZnMap0
〈数時間後…〉

魔術師「うぅ〜ん…ここは何処だ…?」

剣士「やっと目が覚めたね。彼女さん家のリビングだよ」
以下略 AAS



23: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:49:17.46 ID:tDrZnMap0
魔術師「事実だろ、人体の急所を的確に狙ってきやがって。魔法使いの貧弱さ舐めんな」ムスッ

魔術師「もう剣士は辞めて武闘家にでも転職したらどうだ?」

剣士「いやです〜!俺のアイデンティティが崩壊しちゃう」
以下略 AAS



24: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:50:19.83 ID:tDrZnMap0
魔術師「ま、あらかた調べ終わったからいいか。あんまり女性の部屋を漁るのも悪いし、さっさと帰ろう」

剣士「うんうん。お邪魔しましたー」ガチャリ



25: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:50:53.65 ID:tDrZnMap0
【彼女の家前】

剣士「魔族の人はいないかな〜っと」キョロキョロ

魔術師「まだ転移魔法諦めてないのか...」
以下略 AAS



26: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:51:24.74 ID:tDrZnMap0
数分後...

剣士「やったね!このハーピーさんが転移魔法で探偵所まで送ってくれるって!」

魔術師「マジかよ」
以下略 AAS



27: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:52:27.60 ID:tDrZnMap0
魔術師「正直めちゃくちゃ有難いが...よくこんな見ず知らずの奴らを手助けする気になれたな?」

ハーピー「えへへ〜。この前魔王軍っていう魔物達が貨物船を襲ったのはご存知です?」

魔術師「もちろんだ。今朝も新聞で読んだぞ」
以下略 AAS



28: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:52:53.69 ID:tDrZnMap0
魔術師「『魔物』は人々を襲うわるーいモンスターを指す言葉」

魔術師「『魔族』は君みたいなハーピーや、ラミア、人狼などの亜人を指す言葉」

魔術師「両者に特筆するような関連性はない」
以下略 AAS



29: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:53:21.29 ID:tDrZnMap0
魔術師「じゃあ早速で悪いが、まずはあの公園まで転移させてくれないか?」

剣士「あれ?探偵所に帰らないの?」

魔術師「帰るさ。だがその前にやりたいことができた」
以下略 AAS



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