【安価】安価ファンタジー冒険者で地の文多めのマジメなやつ
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120
:
名無しNIPPER
[sage]
2019/09/08(日) 00:10:39.60 ID:GmRVBH8D0
乙です
121
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 21:22:56.15 ID:c4RcVj2E0
迫りくるゴブリンの群れにミアは声にならない悲鳴を上げた。
ギィィギィと耳障りな怨声を放つそれらが余りに醜悪だったためだ。
まず目につくのは濁った黄土色の眼球だろう。
まるで反吐か何かのような強膜の中央を黒い瞳孔が縦に裂き、青黒い血管が周囲を這う。
以下略
AAS
122
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 21:28:15.37 ID:c4RcVj2E0
ミアの歯がガチガチと鳴る。
持参した武器……冒険者の宿にて貸与されたメイスに縋る手は力が入りすぎ色を失った。
怖い、という一言だけがミアの頭を支配し、他の思考は一切差し挟まれない。
それは戦場に立つ人間として余りに不適格な無様さだった。
以下略
AAS
123
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 21:36:36.82 ID:c4RcVj2E0
「ッシャァ!」
右から左へ。
振り切られた直後にあるはずの硬直さえ無く返った刃が更に二体を吹き飛ばす。
以下略
AAS
124
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 21:45:20.16 ID:c4RcVj2E0
困惑の最中にも殺戮は続く。
ゴブリンの数はミアがろくに認識もできない内に更に減った。
今や残り僅か二体。
そのうち一体がようやく、初めての反撃に飛び掛かった。
以下略
AAS
125
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 21:53:24.67 ID:c4RcVj2E0
「っし。
んー、まぁこんなもんか」
そうして、ゴブリンは何も出来ずに敗北した。
以下略
AAS
126
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 22:01:14.71 ID:c4RcVj2E0
ミアの呼吸がまた乱れだす。
ゴブリンの悪意を見た。
ヴォルフに向けられたものの余波でさえ身を竦ませるのを確かに感じた。
以下略
AAS
127
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 22:08:46.78 ID:c4RcVj2E0
「どうする、本当にやるか?
やれないってんならそれでもいい。
仕方ねぇよ。
誰にも向き不向きってもんがある」
以下略
AAS
128
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 22:16:37.14 ID:c4RcVj2E0
―――――――――
能力判定
以下略
AAS
129
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/08(日) 22:24:04.87 ID:c4RcVj2E0
「……ックソ!
いいな! ダメだと思ったら首と頭だけ守れ!
俺がどうにかしてやる!」
以下略
AAS
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