北条加蓮「藍子と」高森藍子「曇天のカフェテラスで」-SS速報VIP

北条加蓮「藍子と」高森藍子「曇天のカフェテラスで」

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26:※第３０話[sage saga]
2019/09/01(日) 18:40:57.00 ID:4ux1wBwJ0
加蓮「あれはただ目の前で……。そういうことされると、悔しくなるっていうか、……一応私もよく知ってる相手なんだし？　ちょっとだけ、寂しくなるっていうか」

藍子「加蓮ちゃん、やっぱりウサギさんの子――」

加蓮「違うの！　……寂しくなるんじゃなくて、対抗心！　藍子はライバルだってこと！」

以下略 AAS

27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:41:28.04 ID:4ux1wBwJ0
加蓮「あ、ううんっ。藍子の真似して"自分はアイドルだー"って思い込んでみたの。そしたらおかしくなっちゃって」

藍子「えっ、私の真似？」

加蓮「藍子、よく言うじゃん。自分がアイドルになれたってことですね、とか、アイドルやれてますよね、とか。今日も言ったよ！」

以下略 AAS

28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:41:58.65 ID:4ux1wBwJ0
加蓮「あ、そうだ。それで前さ、ほら、夏休みだっていうのにレッスンばっかりしてたじゃん。私」

藍子「していましたね」

加蓮「そのことＰさんに笑い話で言って、遊びに行くって話をしたらさ、Ｐさんなんて言ったと思う？」

以下略 AAS

29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:42:27.89 ID:4ux1wBwJ0
加蓮「……あのさ、藍子」

藍子「はい、何ですか？」

加蓮「もしかして、私が楽しそうだとか思ってない？」

以下略 AAS

30:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:42:58.15 ID:4ux1wBwJ0
藍子「加蓮ちゃん。私……ずっと加蓮ちゃんに隠していたんです」

藍子「実は……加蓮ちゃんの心の声が、ぜんぶ聞こえてしまっていたこと！」

加蓮「……、」

以下略 AAS

31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:43:28.40 ID:4ux1wBwJ0
加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「……毎回思うんだけどさ、アンタお芝居ごっこの中に時々ガチなの混ぜてくるよね」

以下略 AAS

32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:43:58.86 ID:4ux1wBwJ0
藍子「ごちそうさまでした♪」

加蓮「ごちそうさまでした」

藍子「加蓮ちゃんの言う通り、曇り空の下で食べるサンドイッチより、店内で食べるサンドイッチの方が美味しかったですね」

以下略 AAS

33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:44:28.88 ID:4ux1wBwJ0
加蓮「……え、１時間経ったの？　サンドイッチだけで？」

加蓮「え……」

加蓮「え……？」

以下略 AAS

34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:45:30.76 ID:4ux1wBwJ0
加蓮「あ、店員さん。お皿回収しに来てくれたんだ。ありがとー」

藍子「ありがとうございます。ごちそうさまでした♪」

加蓮「あ、そうだ。えーっと……」

以下略 AAS

35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/01(日) 18:45:58.13 ID:4ux1wBwJ0
藍子「加蓮ちゃん……今、悩んでいたのって、どうやって美味しく頂いたことを伝えようとして？」

加蓮「うん。周りに嫉妬ばっかりしててもしょうがないし、そもそも扱いに差が出るのって私の態度にも問題があるワケだし？」

加蓮「いつまでも藍子ばっかりずるいって言うのも私らしくないっていうか、そういうの嫌いっていうか」

以下略 AAS

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