58: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 02:12:17.51 ID:EuHZjDgH0
マミ(さあ、姿を現しなさい、二葉さん・・・! 貴女はどこにいるの?!) キョロキョロ
.....カンッ .......キンッ
マミ「・・・!」
マミ(あそこね! 何もない場所なのに弾丸や矢が弾かれている! あそこで盾で攻撃を防いでいる!)
マミ(透明人間を仕留めるこのチャンスはもう巡ってこない! 生半可な攻撃で取り逃がしたりしないようティロ・フィナーレで一気に決めるわ!) シュルシュル!
マミ(無限の魔弾を止めてリボンで大砲を形作るのに数秒はかかる。その間に二葉さんはどう動く? これは絶対に外せないから居場所を正確に捕捉しないと)
マミ(二葉さんはあの見た目からして気が弱そうだから、この大きな音と光でしばらくは恐怖と驚きで身動きができずその場にとどまっているとみるのが妥当かしら―――)
マミ(―――・・・・あっ、いえ、待って。・・・そういえば佐倉さんが)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
杏子『さなはあの見かけによらず、信じられねえ程に肝が据わってやがる』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
マミ(・・・・そうね。ありがとう佐倉さん。教えてくれて)
マミ(二葉さんは弾丸で撃たれようが私に位置を知られようが、構わず一直線にセンターラインに向かって走っている!)
マミ(走る速度を考慮して・・・・狙うはそこっ!!)
マミ「ティロ・フィナーレ!!」 ドゴォォオオオン!
さな「ふにゃぁあ?!」
マミ「捉えた!!」
さな「んっぐぅ・・・ううぅ・・・・!!」ズズッ...
マミ「えっ!?」
マミ(嘘っ?! 私のティロ・フィナーレを受け止めてる?! なんて頑丈な盾なの!!)
マミ(ダメッ・・・このままやり過ごされたらもう私たちに勝ち目はない! 何としても吹き飛ばす! 最大出力でいくわよ・・・!!)
マミ「ハァァッ! ボンバルダメント!!!!」 ドッゴァァァアアアア!!!
さな「ふぅうっ!」ズズズッ...
いろは(すごい威力・・・! これだけの攻撃ができる人が相手じゃ普通に戦っても勝ち目なんてない! ここは何としても耐え抜いてフラッグを持って行かないと!!)
いろは「さなちゃん堪えて! 私の魔力全部使っていいから!」
さな「はっ・・・いっ・・・! いろは・・・さんの・・・ためなら・・・っ!!!!」グググッ
マミ(そんなっ・・・。二人掛かりで持ちこたえられてる・・・。吹き飛ばすどころか少し押し出すことしかできないなんて・・・!)
マミ(くっ・・・ここまで・・・かしらっ・・・?)
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