56: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 02:07:55.48 ID:EuHZjDgH0
ななか(ふむ・・・。やはりやちよさんの狙いは懲りずに透明さなさんを使ってフラッグを取りに行くことのようですね。一回戦二回戦と失敗しているその作戦ですが、はたして今回は吉と出るか凶と出るか・・・)
葉月(さっきからずっと混戦状態だ。会話で相手を惑わすなんてできない。一旦フラッグごと透明になってしまえば、この広いフィールドで透明さなちゃんを捕捉するのは不可能。そうなればもうみかづき荘の勝ちだと思うけど・・・)
ななか(もし私が今のやちよさんの立場だったらもっと慎重になりますね。二度も見られ、しかも破られた作戦に頼るのは危うすぎる。それにこの場の空気・・・さっきから妙な胸騒ぎがします・・・)
まどか(さやかちゃんへの援護射撃をしつつ・・・わたしたちのフラッグからは目を離さない! 今これができるのはわたしだけだから!)チラッ
・・・・・フッ
まどか「っ?! 消えたっ! マミさん! フラッグが消えました!」
マミ「そう・・・ついに来たのね・・・この時が・・・」
マミ「さあ、勝ちましょう・・・。優雅に・・・。華麗に・・・。私たち、魔法少女ですもの・・・!」
〜〜〜 BGM マミさんのテーマ 〜〜〜
やちよ(な、なに・・・?! 空気が変わった・・・?! なにか来る・・・!)
マミ(フラッグが消えたこの瞬間は、二葉さんたちはフラッグを持って走るのに精一杯だから、七海さんたちへの援護射撃やかばうができない位置にいるのは間違いない)
マミ(だから仕掛けるならこのタイミングしかない・・・!)
マミ「みんな! オペレーション・リチェルカーレ発動よ!」バッ
さやか「待ってました!」バッ
まどか「はいっ!」バッ
杏子「オラーッ! テメーら離れろーっ!!」ブゥゥン
やちよ「くっ?!」
鶴乃「ほぁっ!?」
フェリシア「な、なんだ?!」
マミ「ハァアア・・・!!」 タンッ.....
マミ「無限の魔弾よ・・・私に道を拓いて・・・!」
さやか「あたしの剣はどこにでも届く! 逃げたって無駄なんだから!」
まどか「降り注げ・・・天上の矢・・・! どこに居たって逃がさないんだから!」
フェリシア(なんだなんだ?! こいつら何をしようとしてんだ・・・!?)
鶴乃(分からないけど・・・?!)
やちよ(尋常じゃないことは確か! いろはと二葉さんがフラッグを取った今、後は逃げ切れば私たちの勝ち・・・。だけどここは念のため・・・!)
やちよ「鶴乃! フェリシア! こっちに来て! 密集陣形で備えるわ!!」
鶴乃「あいさーっ!」タタッ
フェリシア「い、いやっ! オレはこいつを・・・!」グッ....
やちよ「フェリシア!! 早く来なさい!」
マミ(どこに逃げても無駄よ・・・これから降り注ぐ弾丸の雨からは決して逃れられないのだから・・・!)
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