ほむら「まどかを割り切る…?あきらめる……?」
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27:名無しNIPPER
2020/09/22(火) 23:17:39.19 ID:TB5FYa3O0
マミ「この気配は……」
ほむら「強力な反応は見られない。……使い魔ね」
マミ「ええ、そうね。どうするの、あなたは?」
ほむら「……二日酔いに響くから無駄に動きたくないのだけれど」
マミ「……なんのことかしら?」
そこでマミの嗅覚がほむらから漂う酒の臭いモワーンを嗅ぎ取った
マミ(うう、酒臭い……!)
ほむら「だからと言って放置が許される存在ではないわね。二日酔い覚ましの緩ーいラジオ体操にもならないこともないこともないけれど」
マミ(なんてまどろっこしい言い方……いったい何が言いたいのかしら)
しかしマミはほむらの酒臭さにそれほど抵抗を感じなかった。というのもほむらのそれは死別したマミのかつてのパパが漂わす夜遊びの残り香を彷彿とさせる残念臭だったからだ。
マミ(うーん、この残念臭……悪くないかも……)
ほむら「あなた今とても妙で変態的なこと考えなかったかしら?」
マミ「あら? あなたに言われたくない気もしないわけではないかもだけれど?」
ほむら「まあいいわ、どうでも。要するに私はあなたと対立するのが面倒臭いから使い魔狩りの是非ははっきりさせておきたいの」
マミ「というと?」
ほむら「使い魔も倒すわよ、私は。でも今は頭痛いからあなたに譲ってあげる」ふらふら
マミ「まあ……面倒臭い以前にあなたは酒臭いけど、それに違わずいい加減な人なのね、あなた………」
ほむら「しかたないじゃない。度重なるループで底無しの疲れが溜まり切ってるのよ」
マミ(ますます意味がわからないわ、この子……)
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