9:名無しNIPPER
2019/08/22(木) 21:36:03.02 ID:gwyzlYyC0
流石に私は切れた。
いい加減このくだらなすぎる話にケリをつけたかった。
「みくるちゃん!有希!とにかくあの二人の距離を離して!」
「こっ・・・古泉君・・・こっちに来てください」
「・・・・来て・・・・」
みくるちゃんと有希が一向に睨み合いをやめない二人を何とか引き離す。
「いいこと!二人とも今日はさっさと帰って頭を冷やしてきなさい!わかった!?」
「ぐるるるるるっ!」
「がるるるるるっ!」
犬歯をむき出しにしてキョンと古泉君はけん制し合う。
「犬か、あんたらは!ほら!今日の部活は中止よ!古泉君はまず有希とみくるちゃんと一緒にまず帰って!そのあと10分後にキョンも私と帰るわよ!早く!」
キョンと一緒に帰った時のことは正直思い出したくない。
まるで隣にニトログリセリンのような危険物があるかの様だったから。
町行く人達も明らかに私達を避けていた。
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