6:名無しNIPPER
2019/08/22(木) 21:33:51.18 ID:gwyzlYyC0
「何なのよ、それ?」
「彼と古泉一樹はボードゲームをしていた。その途中で女性の髪の話を始めた。彼はポニーテールが好きなためそれを力説していた。それを古泉一樹がうんざりしたのか否定した。それがこの状況の始まり」
想像以上のくだらなさに私はどうリアクションしていいのかわからなかった。
「馬鹿じゃないの!そんなくだらないことで喧嘩してるの!?」
また有希の首が縦に振られる。
「ちょっと、あんた達!いい加減喧嘩はやめなさい!高校生にもなってそんなことで喧嘩するなんてみっともないでしょうが!」
一喝するもキョンも古泉君も一向にお互いを睨み合いをやめる気がない。
「おい、ハルヒ悪いがちょっと黙っててくれるか?俺はこのうそんくさいにやけ顔に世の理を教えてやらなきゃいけないんだよ」
「涼宮さんの言葉ですがこればかりは聞けません、僕はこの鈍感の何の特徴もない顔の男に真実を教えてあげなければならないんで」
「おい、古泉?まさかそれって俺のこと言ってるのか?」
「あなたこそ僕のことを言っているのですか?」
駄目だわ、お互い全然引く気がない。
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