727:名無しNIPPER[saga]
2019/08/31(土) 14:33:50.17 ID:N/Cf3xVJ0
コンマ41
ヴェサリウス搭乗ゲート
俺「すみません。わざわざ…」スタスタ
クルーゼ「いや、部下の状態を把握しておくのも隊長の仕事だからな」スタスタ
俺(クルーゼ隊長変なマスクしてるけど、本当良い人だなぁ…)
俺「ヴェサリウスとガモフはこれから…」
エレベーター「」ウイ-ンッ
クルーゼ「地球へ向かうのさ」ピッ
俺「地球…ですか?」
クルーゼ「ああ、ラクス嬢が亡くなられた事でクライン議長はザラ委員長から提案されていたオペレーションスピットブレイクの作戦を可決された」
俺「オペレーションスピットブレイク…」
クルーゼ「目標は地球軍総司令部アラスカ」
俺「アラスカ!?と言う事は、地球軍の本拠地を叩いてこの戦争を終わらせると…」
クルーゼ「そう言う事だ。君達MS隊は私と共に先ずはその為にポッドでカーペンタリアへ降りて貰う事になる」
俺「了解です」
クルーゼ「では私はブリッジへ上がる」スタスタ
俺「はっ!」ビシッ
俺「…。」
俺(結局、俺の記憶は戦時下には戻らなかったが戦争が早く終わるのならこれで良いんだよな…?)
俺(今やコーディネイターは99%がナチュラル憎しになっていて、戦後は地球軍に所属していた者はほぼ全員処分されてしまう可能性もあるのが怖いが…)
俺「…。」
俺(ラクスさん…。君の死がキッカケでそうさせてしまったのに、君はこんな窮屈な世界を望んでいたのか…?違うよな…)
俺(この世界に関して無知で、君と違ってカリスマすら無い俺一人でどうこうできるとは思えないが…)
俺(いや、この艦に居る仲間達なら協力してくれるかもしれないかな)
俺「とりあえず部屋に行って荷物置いてくるか」スタスタ
ーー…しかし、俺の想いとは裏腹にナチュラルとコーディネイターの溝は絶対に埋まる事は無いと俺はこの後確信する事になった…
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