602:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 18:22:50.82 ID:aM+nHMhv0
ヴェサリウス
格納庫
イージス「」
ストライク「」
俺「ふぅ…あれ?隊長のシグーは?」
ミゲル「ようヒヨッコ。クルーゼ隊長なら、今は出撃中だぜ」
俺「あれ?隊長が出撃ですか?そんな事予定には…」
ミゲル「何やら腕の良いメビウスのパイロットが居たらしく、出撃せざるを得なくなったらしい」
俺「腕の良いメビウスのパイロット…?」
ミゲル「ああ、まぁ隊長なら問題無いだろうがナチュラルの癖に生意気だよな」
俺「はぁ…」
俺(………俺も一応ナチュラルなんですけど)
俺「あ…」
格納庫
1階
ヴェサリウス警備兵「行け!」カチャッ
マリュー「くっ…」スタスタ
俺(あの捕虜の女の人だ)
ミゲル「しっかしお前も変わってるよな。ナチュラルの捕虜なんて連れて帰って来るとか」
ミゲル「もしかしてお前、ああ言うのがタイプなのか?」ニヤニヤ
俺「いや、だから違うって!どいつもこいつも…」
ミゲル「だとしたらやめとけよ。コーディネイターとナチュラル。敵と味方で恋は辛いぜ」
俺「全然違いますから…。俺はただ、あの女性…技術士官っぽかったから、このMSの事色々と知ってるだろうし役に立つかなと思って…」
ミゲル「お前もアレに乗って帰って来たなら、あいつらの作ったOS見ただろ?あんなんでMSを動かそうとしてたナチュラルが、俺達に助言なんてあり得ねえよ」
俺「…。」
俺「…じゃああの俺が連れてきた女性はどうなるんですか?」
ミゲル「さあな。普通の所なら慰み物として扱われるかもしれねえが、ここは何と言ってもエリートのクルーゼ隊だしよ」
ミゲル「本国に連れて帰って色々と吐き出させた後、解放するんじゃねえか?」
ミゲル「今は穏健派の議長だけど、タカ派のあいつの親父さんが議長になった時は分からねえけどな」チラッ
アスラン「あ!すまない!ついそっちまで弄ってしまった」
整備員「ああ、大丈夫です。外装チェックと充電は終わりました。そちらはどうです?」
アスラン「こちらも終了だ。…しかしよくこんなOSで…」
俺(…ナチュラルだのコーディネイターだの人種差別が激しいんだから。本当、この世界の闇は深いな)
881Res/299.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20