魔王「まずはいちご100%からだな」側近「随分と懐かしい作品ですね」
↓
1-
覧
板
20
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/08/21(水) 21:31:55.03 ID:UnLhG+kGO
「あんたに俺の気持ちがわかるか?」
腹痛に喘ぐ私を見下して、勇者は吐き捨てた。
「糞の魔王と似た力を使うに使えずに、最弱と呼ばれ続けたこの俺の気持ちが、わかるか?」
最弱の勇者はユニークスキルを持たなかったわけではなく、それをずっと使えずにいた。
その理由は紛れもなくこの私の存在だろう。
糞の魔王として猛威を振るうこの私が居たから、勇者は力を使えずに最弱と呼ばれ続けた。
「俺はあんたを恨んだ。いつか絶対に復讐すると誓い、これまで屈辱に耐えてきたんだ」
そしてその復讐は今この時、この瞬間。
サービス終了の間際に果たされることとなる。
勇者は私の髪を掴んで顔を上げさせ、血走った目をギラギラと光らせ、怒鳴り散らした。
「残念だったなぁ魔王! あんたは最期の最期にこの俺に敗北する! この糞の勇者になぁ!!」
自ら糞の勇者と名乗り。能力を明かして。
そのユニークスキルを受け入れた勇者は。
その名の通り便意を超越した存在だった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
15Res/18.14 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
魔王「まずはいちご100%からだな」側近「随分と懐かしい作品ですね」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1566389133/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice