眼鏡娘「私は重力が嫌い」
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44: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/20(火) 21:58:21.69 ID:z4mjw2N10
ーーー昇降口ーーー

男「いやはやびっくりしたよ。好きな飲み物買ってくれるの意味がまさかこういうことだったとは」クツハキカエ

(100円硬貨二枚)

眼鏡娘「あの先生結構大雑把なところあるからね…」クツハキカエ

男「これってやっぱりバレるとまずいのかな」

眼鏡娘「どうだろう。少なくとも褒められたことじゃないんだろうけど」

テクテク

男「ここで何か買ってく?」

眼鏡娘「……ん、私これ」チャリンチャリン

ピッ ガコン!

男「何だかんだ眼鏡娘さんも甘いジュースとか好きだよね」チャリンチャリン

ピッ ガコン!

眼鏡娘「女の子は甘いもので出来てるって聞いたことない?」カシュッ

男「おーおー、またメルヘンチックなこと言っちゃって」カシュッ

ゴクゴク

男「……あ゙ぁ!労働の後の一杯は最高だな!」

眼鏡娘「なんで急におじさんみたくなってるの」クスッ

眼鏡娘(……)

眼鏡娘「……ねぇ、いつもありがとう」

男「いつも?」ゴクゴク

眼鏡娘「!いやその…いつも私に付き合ってくれてさ。心配してくれたり一緒に出掛けてくれたり。今日なんか二つ返事で引き受けてくれたから」

男「なんだそんなこと。全部俺がしたいからやってるだけだよ。大仰に感謝されるとかえって恥ずかしいって」

眼鏡娘(したいからやってる……)

眼鏡娘(♪)

眼鏡娘(そうだ!前は言えなかったけど今なら……)

眼鏡娘「……あの、男くん」

男「ん?」

眼鏡娘「この後、一緒に帰らない?」

眼鏡娘(言えた!)

男「オーケーだけど、俺ん家あっち方向だよ。眼鏡娘さんは?」

眼鏡娘「私は向こうの駅で電車に乗るの」ユビサシ

男「なぬ?逆方向じゃん」

眼鏡娘「平気!途中までなら男くんについて行っても大して遠回りにならないから」

男「そうなん?…ならそこまで一緒に行くか」

眼鏡娘「うんっ」

男「ちょいと待ってな。俺これ飲み終わってから行っちゃいたいからさ」ゴクゴク

眼鏡娘「いくらでも待ちますよー」







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