134: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/09/01(日) 15:17:30.20 ID:N7AwUAt80
眼鏡娘「………」
眼鏡娘(………)
眼鏡娘「……人殺し」
眼鏡娘「犯人はあなたたちの方でしょ。こんなこと……同じ人間とは思えない」
老人「ほっほっ。元を辿れば、お嬢ちゃんが逃げ回ったりせずにおればここまで大事にはならなかったのじゃよ?」
眼鏡娘「私が何をしたの!?女の子一人追い回して寄ってたかって殺そうとしてるんだよっ!おかしいと思わないのっ!?」
老人「おかしいのはお嬢ちゃんの存在じゃと、初めから言うておろうに。みなそう思っておるから、こうしてお嬢ちゃんを探しているのではないか」
眼鏡娘(だめ…もう常識は通じない)
眼鏡娘(あのアプリの影響が消えることは期待出来ない……)
青年「…おじいさん、そろそろ」
老人「そうじゃな」
青年「眼鏡娘さんだったかな。君を今すぐどうこうはしない」
青年「まずは山の下に連れて行く。それからなるべく大勢の観衆の前で」
青年「──死んでもらう」
青年「その方が皆納得出来るだろうからね」
青年「ただ…暴れたりおかしな真似をしたりすれば、どうなるかは分からないけど」
眼鏡娘「………」
眼鏡娘(……諦めない)
ーーーーー
男?「──何も起きなかったことに出来たら」
ーーーーー
眼鏡娘(あの言葉の意味はきっと)
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