111: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/28(水) 08:28:14.99 ID:+70QDg8kO
幼眼鏡娘「もったいないよ。せっかくそんなにかわいー笑顔が出来るんだから」
内気娘「むー…」
幼眼鏡娘「もっと元気に笑えばいいの!その方が案外楽しいよ?」
内気娘「元気に…?」
幼眼鏡娘「そ!」
幼眼鏡娘「…内気娘ちゃんはさ、その新しく来たパパのこと嫌いなの?」
内気娘「………嫌い、じゃない。悪い人じゃなさそうだし、ママのことも、わたしのことも気にかけてくれて…」
幼眼鏡娘「ならいいじゃん」
内気娘「…え?」
幼眼鏡娘「内気娘ちゃんがそう思えてるなら、絶対仲良くなれるでしょ?ほら、こーやってさっきみたいにニコッて笑ってあげれば大丈夫!」ニコッ
内気娘「……」
幼眼鏡娘「……正直さ、誰が何考えてるかなんて知りようがないよ。明るく笑ってる裏では泣いてるかもしれないし、同情してる裏では意地悪く笑ってるかもしれない」
幼眼鏡娘「内気娘ちゃんのママが内気娘ちゃんのことどう思ってるかなんてことも分からないけど……どうでもいいとは考えてないと思う」
内気娘「…絶対違う」
幼眼鏡娘「違わないよ。……ねぇ、昨日の夕ご飯は何だった?」
内気娘「?ご飯?……普通のご飯に、お味噌汁に、豚のしょうが焼き、きんぴらごぼうと、あと…」
幼眼鏡娘「誰と一緒に食べたの?」
内気娘「いつもと同じだよ。ママと、あの人と……」
幼眼鏡娘「……ね?」
内気娘「??」
幼眼鏡娘「私のママが言ってた。ご飯一緒に食べるのは、たくさんお話がしたいからだって」
幼眼鏡娘「楽しく食べて、ずっと仲良しでいられるように……それが家族えんまん?の秘訣なんだってさ」
内気娘「……」
内気娘(ママと、あの人が…私と……?)
幼眼鏡娘「………」ソー...
ツン
内気娘「うひゃっ!?」バッ
幼眼鏡娘「ふっふっふ、脇のガードが甘いよー?」
内気娘「……んもー!お返し!!」ガバッ
幼眼鏡娘「おわっ!待って!倒すのは反則──!」
ドタバタ
.........
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