230: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/03/22(日) 13:55:14.92 ID:S0LjOGb+0
ばたばた、ばたん。
階段を駆け上がる音、扉の開け閉め、あるいはクローゼットのそれ、壁越しの話し声。
蛍光灯は灯り、外の投光機は会議室までの道を照らす。購買に幾人も駆け足でやっていき、また駆け足で出ていく。
俄かな慌ただしさ。それも当然だろう。敵作戦群と思しき集団との邂逅が昨日の今日とは、運がいいのか悪いのかわからない。あまりにも生き急ぎ過ぎている。
緊急のブリーフィングは一時間後、大会議室で行われる予定となっていた。参加者は、呉、パラオ、CSARから六名ずつ、そして佐世保からの選抜六名。勿論佐世保はメインを張る都合上、その他部隊も指揮しなければならない。
通信が入った。佐世保の通信網に乗っていない、独自のもの。
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