188: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/03/08(日) 11:01:18.31 ID:d80kTEDO0
佐世保鎮首府はとにかく巨大だった。広大だった。
護岸工事が為された岸部のすぐそばには中枢施設が三棟建っている。それぞれが四階建ての集合住宅ほどは有りそうなサイズで、渡り廊下によって繋がり、鳥瞰すれば「コ」の字型になっているのがわかるだろう。
開いた部分から建物を見て左側が佐世保鎮首府の艦娘たちの宿舎である。一階が玄関と浴場、談話室を兼ねた食堂となっており、二階以上は全て居室。二人部屋が十八、一人部屋が十二あるそうで、割り当ては階級によって決まっているらしい。
中央、「本館」と呼ばれる棟は文字通り業務の中枢を担っている。ここには会議室や執務室、資料室などが存在し、私たちが最初通された部屋もこの棟だ。階級の高い人間も来るからなのか、設えが見るからにきちりとしているのが見るからにわかる。
最後の棟には訓練機能と就学機能が集約されており、購買や食堂もここにある。サテライト学習機能を備えた教室や、提携を結んだ大学の論文を閲覧できるシステム、学習補助教員も週に三回来ているという。
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