346プロの奇怪な夏-SS速報VIP

346プロの奇怪な夏

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76:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 16:59:45.32 ID:4nkCagHl0

『……プロデューサーさん、ですか……？』

「いや俺の携帯に電話かけて俺以外が出たらヤバイだろ」

以下略 AAS

77:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:00:14.81 ID:4nkCagHl0

「にゃー」

「会話をしてくれ」

以下略 AAS

78:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:01:00.80 ID:4nkCagHl0

　寮に入る。

「っ！」

以下略 AAS

79:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:03:06.79 ID:4nkCagHl0
「…………っっ！！」

　部屋の中に、小梅は居た。

　パソコンのディスプレイは黒く、けれど電源は付いていて。

以下略 AAS

80:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:04:54.93 ID:4nkCagHl0
「…………どうするんだ、これから」

「一旦事務所に向かう。あそこなら大丈夫な筈だから」

　響子に『小梅が倒れた。熱中症かもしれないから、しばらくして意識が戻らなかったら病院に連れて行ってくれ』と頼んで、俺たちは寮を後にした。

以下略 AAS

81:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:05:21.65 ID:4nkCagHl0

「視覚からの情報は信じないで。あたしはまだ化かされてないから、あたしの声を信じて」

「分かった。どうする？」

以下略 AAS

82:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:05:50.42 ID:4nkCagHl0

　それは『赤い部屋』です。

　プロデューサーさんも、一度は耳にした事があるのてはないでしょうか。
　もしかしたら、ご自身で一度は体験した事があるかもしれませんね。

以下略 AAS

83:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:06:20.70 ID:4nkCagHl0

『すみません……そろそろ、用事がありますので……』

「あぁ、悪かった。ところで文香は……」

以下略 AAS

84:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:06:50.74 ID:4nkCagHl0

『もし五感全てに介入出来る様な奴に出逢ったら、どうすれば良いんだ？』

　かつて俺が、文香にそう尋ねた事を思い出した。

以下略 AAS

85:名無しNIPPER[saga]
2019/08/19(月) 17:08:13.28 ID:4nkCagHl0

「大丈夫ですか、プロデューサー」

　声がした。
　五月蝿かった夏の夕方に、それでも彼女の声だけは確かに聞こえた。

以下略 AAS

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