天海「アイランドモード?なんすかそれ?」小泉「パート2よ」
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365: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/11/06(水) 17:36:04.46 ID:IC5yqcd00

夢野(まず、出てくるのか……?)

コテージの扉を軽くノックした。

夢野(…王馬によれば、天海は自分の開示ができずに苦しんでいる)

夢野(……ウチが何かしてあげられるか?)

夢野(………)

夢野(出てこないのぅ…)

なんとなくドアノブを掴むと、どうやら鍵がかかってないことが分かった。

夢野(……開いてる)

夢野「天海、ウチじゃ。返事がないなら入るぞー」

それでも返事はない。

夢野(仕方ない入るか…)



天海「……」



渦中の男はベッドに横たわっており、天海は蒲団を被っているが上部からはみ出している髪がそこにちゃんといることを表していた。

夢野「……」

天海「……ゆ、夢野…さん?」

どうやらウチの気配に気付いたらしい。天海はゆっくりと体を起こし、こちらを見た。

天海「い、いきなり居たからびっくりしたっすよ。いやー、どうやって入ったんすか? あ、新手の魔術だったりしますか?」

一瞬見せた当惑の表情はすぐに消え、いつも通りかつ、どこかぎこちない笑みを浮かべた。

夢野(無理しておるな……王馬から聞いたとは言わないほうがいいのぅ。モノクマから天海が落ち込んでる、と聞いた……とでも言っておけば問題はあるまい)

夢野「まぁ、そんなところじゃのぅ」

夢野(さて、何しにやって来た、もといウチは天海に何を話せばいいんじゃろうな?)


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