天海「アイランドモード?なんすかそれ?」小泉「パート2よ」
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168: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/08/18(日) 07:17:42.01 ID:ubf3M0CL0
ちなみに最原小泉ルートがなくなったわけではないです。




なんとか彼女達の声が聞こえる場所を見つけた。

もし盗み聞きがバレれば幻滅されるだろう。

朝日奈「それで……真昼ちゃんの好きな人って誰なの?」

小泉「……えっと」

どうやらコイバナをしているようだった。

なぜ工場でそんな話をしているのか?、人が寄り付かないところだとか、そういう理由なのか?

いずれにせよ、俺はタイミング良く/悪く、ここに来てしまったようだ。

こうして盗み聞きしてることに罪悪感を感じながらも、聴覚を研ぎ澄ました。

天海(……仕方ないっすよね)

だが彼女の言葉はあまりにも予想外だった。

小泉「……天海」

その瞬間、俺の時間だけが止まった気さえした。

天海(は………)

朝日奈さんや夢野さんはとくに驚いていないようで、それがますます衝撃的だった。

朝日奈「あー、仲良いもんね」

夢野「まぁ、そんなところじゃと思っていた」

どうしたら良いか分からなかった。

赤面した小泉さんの姿が脳裏に過る。

相談をしてきた最原くんの姿も脳裏を過る。

とりとめもない感情と意識の混乱に襲われ、俺はいてもたってもいられなくて、思わず工場の出口のほうへ向かっていた。

小泉「ただ───」

最後に彼女がなにか言いかけた気がしたが、俺にはもう聞こえなかった。

どういうことなのだろうか?

顔を赤くしたのは俺への好意で、最原くんへの赤面は一体──



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