323:名無しNIPPER[saga]
2019/08/30(金) 13:45:59.31 ID:MTaFkg5j0
たしかセイレーンの物語を調べた事がある。概要は詳しくは思い出せないが、たしか最期は岩礁になるんだったか。
俺は湖の浅瀬となる場所を探す。
湖のほとんどは数十センチの段差になっているが、浅瀬も確かにある。視界が悪い中、暴れるキュレウスを他所に湖を見渡していると浅瀬を発見する。
「見つけた!浅瀬!」
おあつらえ向きに浅瀬があり、到着してすぐに調べるが──。
「これか?……いや、違うか」
浅瀬の岩礁を手当り次第に叩いたりしてみるが、特に反応は無い。
「所詮は伝承された物語って訳か、手掛かりだと思ったんだが……」
何か、大事な部分を見落としている気がする。
「岩礁になったのは死亡後…だよな」
ならもし…生きているとしたら?そもそもこの世界のセイレーンが出現する条件は──
「男!」
「えっ────おわっ!?」
レオーネの声に岩礁から顔を上げ、真横から見えた影に反応して咄嗟にしゃがみ、頭の上を轟音が駆け抜ける。どうやらキュレウスの尾が俺の真上を掠めたらしい。
「あっぶね!」
「流石にそっちまで面倒は見れない!気を付けて探してくれ!」
「了…解!」
砂を蹴り、浅瀬から離れる。俺は走りながら情報を整理し、確信を持ってその方向を見据える。
「そこに居るんだろ!セイレーン!」
何処を見た
安価下
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