13:名無しNIPPER[saga]
2019/08/05(月) 13:56:01.79 ID:f+nH/MKh0
やはりここは酒場だろう。トラクエなら仲間を見つけ、ロマサカなら町を動かすアイテムを教えてくれる。とにかく重要な場所だ。
酒場を探しながら町を歩いていて、分かったことが二つある。
まずは俺の服装だ。周りの町民から奇異の目を向けられ、恥ずかしい想いをした事。
そしてもう一つ。文字が全くわからない。看板には何語?ってレベルの文字が描かれ、俺の世界に存在した文字ではない。
でも、言葉は通じたな。よくわからん。
町を練り歩いていると、前の建物から昼間から泥酔した男性が仲間に担がれて出てきた。ここが酒場だな。
〜酒場
「へぇ……!」
居酒屋とはまた違う、大衆居酒屋とでも言うのか。仕切りは一切無く、木の丸テーブルと、その周りに木の丸椅子が室内に敷き詰められ、正面には店主と思わしき禿頭のおっさんがグラスを拭いている。
奥には階段があり、あそこは店主の寝床だろう。
俺はとりあえず店主の元へと移動する。その際も周りから変な奴が来たなって感じの目で見られた。
「あのー」
「おう、いらっしゃい。変わった格好してんな兄ちゃん」
「そうですよね、ははは……」
「で、なんにするんだ?」
「あ、いや、実は……」
「ん?」
相談内容
安価下
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