11:名無しNIPPER[saga]
2019/08/05(月) 13:30:03.47 ID:f+nH/MKh0
左のメリルの町に行こう。
村という響きは長閑で親切な人が多いと想像するが、今は情報の多そうな町にしよう。
道中モンスターに出くわすことも無く、暫く歩くと街道を見つけた。
俺は女に言われた通り、街道を左に進んでいく。
〜メリルの町
「おお……すっげぇ!」
町に入るや否や、俺は感動する。俺の居た世界程の高さはないが、見たことの無い建物、綺麗な街並み、楽しそうに話す町民、武器を背負う冒険者と思われる者達。
様々な店が立ち並び、何処からか香ばしい匂いが俺の鼻を刺激する。
同時に安心したからか、腹が鳴る。
「あ……そういや死のうとしたから何も食べてなかったんだっけ……どうしよ」
安価下
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