私「後輩のプールバッグには百合漫画が入っていた」
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2019/08/04(日) 11:13:10.38 ID:z/uHSnyf0
私「遠征……？」
顧問「はい。寒くなるとプールは使えませんから、暖かい場所に行ってしばらく練習するんです」
80:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:14:25.85 ID:z/uHSnyf0
──
私（後輩が遠征に旅立つ日の前夜）
81:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:16:05.72 ID:z/uHSnyf0
──駅のホーム──
後輩「……」
82:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:17:37.45 ID:z/uHSnyf0
後輩「電車が来るまでまだあります。あっちのベンチで少し話しましょう」
私「うん。そうしよう」
83:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:18:17.21 ID:z/uHSnyf0
私「でもなんでブレザー着てるの。私服でいいんじゃないの？」
後輩「遠征といえど学校行事の一環なので、服装はちゃんとしないとと思って」
84:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:19:39.76 ID:z/uHSnyf0
後輩「そのハンカチ、見ない色ですね。そんなの持っていましたか？」
私「あぁ、これは幼馴染から預かってるやつ」
85:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:21:29.07 ID:z/uHSnyf0
後輩「先輩」
私「んー？」
86:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:22:53.70 ID:z/uHSnyf0
後輩「……」
私「……」
87:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:25:15.29 ID:z/uHSnyf0
私（キスをするのは初めてだった）
私（だけど、唇が触れ合う瞬間息を止めることは本能的に知っていて）
88:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:27:29.25 ID:z/uHSnyf0
──
後輩「……じゃあ、行ってきます」
89:名無しNIPPER[saga]
2019/08/04(日) 11:28:56.14 ID:z/uHSnyf0
私（電車が見えなくなるまで私は同じ場所に立ち続けた）
私（ホームから見える紅葉が時間の流れを感じさせる）
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