天海「アイランドモード?なんすかそれ?」【ダンガンロンパ】
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841: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/08/14(水) 17:39:06.52 ID:fch5tIs20

電気街はオタクの心をくすぐるだけの機械やら機材やらがたくさんあった。

ただ如何せんメンテナンスがされてないのか、一部漏電している箇所があった。

九頭竜「しかし、色々あるんだな……俺には何がなんだか分からねぇが、これも時代の進歩ってやつなのか?」

九頭竜くんは棚にあるものを興味深く触ったり、眺めたりしていた。

白銀「そうだね……ここ最近は変化がめざましくて、逆に選り取りみどりで困るくらいだしね」

九頭竜「ま、こうやってよく分からないもんの使い方を模索するのも案外面白いかもな」

九頭竜くんは何か四角い機械を手に取り、弄りだした。

白銀「模索してる君を眺めてるのも地味に面白いかも」

九頭竜「なんだそりゃ……お、向こうの棚にも色々あるな」

白銀「あ……」

彼が顔を向けた足元には漏電しているコードがあった。

触れなければ、そこまで危なくないが彼は鉄の塊に魅了されているようで、おそらく見えてないだろう。

私はすぐに彼の腕を掴み、力尽くで引っ張った。

九頭竜「うおっ…!?」

彼は体勢を崩し、背中から床に倒れた。

白銀「ご…ごめん!力強く引っ張りすぎちゃった」

九頭竜「いてて…何しやがる」

彼は不満そうに言ったが、すぐに漏電しているコードに気付いたようだ。

九頭竜「なるほどな…ちと迂闊だったわ……わりぃな白銀」

白銀「お」

九頭竜「なんだよ」

白銀「地味にはじめて名字で呼んでくれたよね」

九頭竜「別に意識してたわけじゃねーけど、確かにそうかもな」

白銀「ふふ…なんだか仲良くなった気がするね」

九頭竜「否定は…しねぇよ」



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