天海「アイランドモード?なんすかそれ?」【ダンガンロンパ】
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748: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/08/12(月) 10:11:04.72 ID:Lrhdcm0g0


天海「困りましたね……どうしたら警戒解けるんですか?」

茶柱「女子になれば解けますよ」

天海「無理があるんすけど……」

茶柱「男死に生まれたことを後悔してください!」

天海(茶柱さんの男子嫌いはやっぱ凄いっすね)

茶柱「まったく男死はあまりにも浅はかすぎるんですよ……どうあがいても女子の神聖さに敵わないということを肝に命じる──」

天海「──危ない!」

とっさに彼女を突き飛ばした。

茶柱「わっ!!」

茶柱さんの上から分厚い本が降ってきていたのだ。

なぜ落ちてきたのかは分からないが、体は自然に動いていた。

俺はあまりにも重たい鈍器をその身に喰らう。

天海「ぐっ…!」

茶柱「……天海さん!だ、大丈夫ですか!」

正直、かなり痛かった。

一人だったらもっと声をあげていただろう。

本はバカにならない凶器だ。

茶柱「転子の体は丈夫なんですよ?……男死の軟弱な体に助けられるほど弱くありませんのに…」

天海「丈夫って……茶柱さんだって女の子じゃないですか」

茶柱「ななな何ですかそれ!優男のつもりですか!……て、転子をじょ女子扱いだなんて…!」

天海「違いますよ……最初に女子は神聖なものって言ったのは茶柱さんですよ。俺はその神聖なもののために尽力したまでです」

茶柱「だ…男死にしては賢明じゃないですか」

茶柱さんはそう言って顔を反らしたが、その様子はどこか恥ずかしそうだった。

彼女はそれ以上何も言わなかった。損得で動いたわけではないが、身を挺しただけの価値はあっただろう。





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