天海「アイランドモード?なんすかそれ?」【ダンガンロンパ】
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504: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/08/07(水) 11:40:40.71 ID:HM8JH0Sr0

天海「なぜって言われても……誰かの為に自分の出来ることがあるなら、そうするのが普通じゃないっすか?」

天海「困ってる人がいたら自分に出来る範囲で助ける、そうするのが当たり前だと思うんすけど・・・
まあ、残念ながらそうじゃない人も沢山いますけど、俺はそうやって手を取り合って繋がりを築いていくのが真っ当な人間だと思うんで」

ソニア「では、あなたは純粋な善意で行っていると…?」

天海「純粋な善意かは分からないっす……何となくそうすべきだって思っててやってるだけですからね……ただ、ソニアさんの前でこういうのも何すけど、善も悪も俺にとっちゃ些細なことですから…」

ソニア「というと……?」

天海「関係ないんすよ……俺が善意でやっていても、偽善でやっていても、みんなが喜んでくれてる事実があるならそれはそれで良いと思いませんか?……ま、あくまで個人的な意見ですけどね」

ソニア「なるほど…それはかなり興味深いですね」

天海「ですから俺は良い人間……って思われるのは癪なんです。俺は自分のやりたいようにやってるだけですからね……それが偶々ソニアさんの目には聖人のように見えたのかもしれませんけど…」

俺がそう言い終わると、俺とソニアさんの体が青白い光に包まれた。

ソニアさんはそれ以上何も返さなかった。

天海「…時間みたいですね。今日は楽しかったっすよ」

ソニア「わたくしも貴重な経験ができました。また一歩王女としての力がついた気がします」

天海「なら、良かったっす…」

ソニア「天海さん、またお誘いしてよろしいでしょうか?…」

天海「ええ、お願いします」

光は大きくなり、やがて暗転が訪れる。

俺はまた意識を掠りとられたのだった。



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