天海「アイランドモード?なんすかそれ?」【ダンガンロンパ】
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170: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/08/03(土) 23:33:01.18 ID:brHvYr/g0
悩んだんですけど、ゾロ目というか台詞ボーナスで+10しときますね。


天海「光とか暗がりとか関係ないです…… 仮に星くんのいう通り光と影があったとしても光は明るいところでは輝けないじゃないですか」

星「そうだな…」

天海「……光と影は正と負ではなくて、だから……星くんが暗闇だと思うなら…それはそれで良いんじゃないですか…」

星「良いだと……?」

星くんは今まで過ごしてきて、はじめて驚いて様子を俺に見せた。

天海「はい、だから俺は…星くんに光になれだなんて傲慢なことは言いません」

天海「……でも」

星「ああ」

星くんは真剣な眼差しで俺を見ていた。

あまりにも俺達の話のトーンと映画館の喧騒な様は不釣り合いで、あまりにも奇妙な様だった。

天海「俺達と一緒に居れば、何か変わるんじゃないですか?……光と影は一緒にいてこそ引き立つんですから」

星「一緒に…」

星くんは悲しそうな、それでいてどこか思い詰めたような表情で視線を下へと下げた。

星「俺は…」

彼は今何を考えてるのだろうか?……過去のことか、未来のことか、それともこうして話している現在のことか。

俺には星くんの思考は分からない、それでも俺は星くんと……みんなと共に歩きたかった。

星「……なぁ、天海、少し散歩に付き合ってくれないか?」

天海「もちろん」

彼は聞こえるか聞こえないか分からないくらいの声で呟いた。ただそれを俺は聞き逃さなかった。

『少し陽射しを浴びたい気分なんだ……』




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