20:名無しNIPPER[sage ]
2019/08/01(木) 00:46:35.06 ID:Ob8vgikR0
呆然としている私を不思議そうに見ながら「ほら、早く手洗いうがいしちゃいなさい」と言う母が、ふと私の手に目をやって言ったんです。「あら、肇。ご飯食べてきたの?」…私は、ハッとして自分の手を見てみました。そうしたら、ご飯粒が私の手のひらにくっついていたんです。私は、おそるおそる口に含んでみました。間違いない、私の家のおにぎりの味です。
…ふふ。どうです、Pさん。これでわかったでしょう? あの女の人の正体は、このお地蔵さまだったのです。きっと、私がお供えしたおにぎりのお礼に私を助けてくれたんですね。
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