1: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:30:18.99 ID:aBzs9QeVo
リハビリで妄想書いていく
前作
橘ありす「待てますか?」P「いつまでも待つさ」
ex14.vip2ch.com
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:30:57.88 ID:aBzs9QeVo
桃華「急にミーティングなんてどうされましたの?」
ありす「可及的速やかに対策を立てないといけないと思うんです」
3: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:32:02.60 ID:aBzs9QeVo
梨沙「それで、アタシらだけで何をミーティングしようってのよ?」
ありす「今後の私たちの方向性です。私たちも小学六年生、そろそろ具体的に考えないといけません」
4: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:33:02.08 ID:aBzs9QeVo
梨沙「晴に聞いてもそんな賢い回答返ってこないわよ、ありす」
晴「ひっで、オレだってちゃんと考えてるんだぞ」
5: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:34:04.96 ID:aBzs9QeVo
ありす「私は将来は音楽に関する仕事がしたいという理由でアイドルをやっていますが、目標自体も漠然としてますし、具体的にどうしたらそうなれるのかを考えてませんでした」
晴「うーん……そう言われるとな」
6: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:35:01.80 ID:aBzs9QeVo
ありす「何言ってるんですか、晴さんこそ受験しないとでしょう」
晴「いやいやオレそんな頭よくないし」」
7: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:36:02.92 ID:aBzs9QeVo
晴「くそー……サッカーやるために勉強しないとなのか」
ありす「ということで私が調べた限りだと晴さんはこの方向性に努力する、こういう具体的な話を決めないといけないと思いました」
8: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:37:01.48 ID:aBzs9QeVo
晴「それじゃあ梨沙、一緒の中学行こうぜ!」
梨沙「アンタ、私に勉強教えてもらいたいだけでしょ」
9: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:38:01.30 ID:aBzs9QeVo
ありす「意外と進路の方はすんなり決まりましたね。私と桃華さんは志望校は決まってますし」
桃華「あら、どうしてそれを?」
10: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:38:34.18 ID:aBzs9QeVo
ありす「そんなことより、あとは具体的にどうトップアイドルになるか、です」
晴「そもそもトップアイドルっていうのがよくわかんねー」
11: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:39:31.53 ID:aBzs9QeVo
ありす「あながち夢物語じゃないですよ。最近ももぺあべりーでもビートシューターでも小規模なハコでは収まらなくて中規模のハコでライブを始めてるじゃないですか」
桃華「私たちとPちゃまが本気になれば不可能でないと、私は思いますわ」
12: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:40:15.91 ID:aBzs9QeVo
梨沙「あーうん、確かにね。アタシのファンのロリコン共もアタシが大人になったら離れちゃうだろうし」
ありす「そういうことです。なので……」
13: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:41:03.22 ID:aBzs9QeVo
梨沙「アンタは現実じゃなくて理想見過ぎでしょ」
ありす「決して理想で終わる話では」
14: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:41:30.12 ID:aBzs9QeVo
梨沙「でも勝手に一人だけ抜ける罪悪感で全員で目標達成したらやめるとか考えてるんでしょ」
ありす「そ、そんなことする理由なんて」
15: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:41:56.76 ID:aBzs9QeVo
梨沙「うっさいのろけんな。っていうかなめんな。自分がなんとかしないとずっとこのままだと思った?」
ありす「そんなつもりは……」
16: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:42:23.38 ID:aBzs9QeVo
梨沙「そんな早くにドーム埋めるアイドルになったら、アンタはアイドル辞めるに辞められなくなるわね」
ありす「……そしたら一年後に辞める口実ができますよ」
17: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:42:56.84 ID:aBzs9QeVo
梨沙「スキャンダルなんて346プロの権力で握りつぶさせればいいでしょ!」
ありす「それでも! 万が一があったら皆さんに迷惑を」
18: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:43:26.68 ID:aBzs9QeVo
ありす「ありがとうございます……すみません、こんなワガママな話」
梨沙「ま、晴に宿題頑張らせる理由もできたからいいんじゃない?」
19: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:43:52.92 ID:aBzs9QeVo
晴「あー、桃華やありすは頭良いから楽勝かーちくしょー」
桃華「私もうかうかしてられませんわ。櫻井家たるもの、入試はトップで通るつもりですの」
20: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:44:20.52 ID:aBzs9QeVo
――――
後日。
21: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/30(火) 20:44:52.15 ID:aBzs9QeVo
ありす「次は負けませんからね……!? 通算で言えば私の方が勝っているのです」
桃華「ふふん、今までの成績など関係ありませんわ。本番が近い今に私が連勝している、その事実こそが大切ですわ!」
22Res/13.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20