4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:39:11.43 ID:lIL3ZnEMO
「あれほど! 日頃から注意してるのに!」
「ごめんなさい! ごめんなさぁいっ!?」
パチン、パチンと。
晴れやかな陽光の下に晒し出された竜の子の小さくて柔らかくて可愛いお尻を叩く音が響く。
「この物語は全年齢対象の健全なお話です!」
「はい! 肝に銘じますから、だから許して!」
「規制されたら一巻のおしまいなんですよ!」
「わかった! もう充分にわかったからぁっ!」
「どうしても仰るなら、私が見せますので!」
「言ってない! ひとことも言ってないよ!?」
「私の下着が見たくないと仰るのですか!?」
「もう何を言ってるのかわかんないよぉ!?」
「僭越ながら私、なんだか漲ってきました!」
「ひぃいいっ!? 漲らないで! 勘弁して!」
エスカレートし過ぎて狂った生贄娘が愉悦を漏らすその間際、黒ずくめ少女が割って入った。
「……もうやめて。若が、かわいそう」
その要請を受け、生贄娘はお尻を叩くのを一旦やめて、今話初の愉悦を邪魔された激しい怒りを込め、恐ろしく冷たい声音で応対した。
「部外者はお下がりください」
「……若を、いじめないで」
「これは躾です」
「……でも、あんなに赤くなって、痛そう」
生贄娘に盛大にしばかれた竜の子のお尻は熟れたリンゴのように赤々と腫れあがり、とっても美味しそう……もとい、とっても痛そうだった。
「……若。すぐに、治してあげるからね」
「あなた、一体何を……」
「……黙ってて」
そっと腫れたお尻に手を添えて、何やら念じると、温かな光が竜の子の臀部を包み込んだ。
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