【まどマギ】杏子「スーパーマミオシスターズ」マミ「イッツミー!マーミオ!」
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114:名無しNIPPER[saga]
2019/08/09(金) 01:01:28.42 ID:7CFqf/aE0
なぎさ「……どうして私を人間に戻したのですか」

スーパーマミ「え?」

なぎさ「どうせなぎさはもう一人ぼっちなのに」

ほむら「……どういうこと?」

なぎさ「もうなぎさには帰る場所が無いのです。お母さんも死んじゃったし……」

スーパーマミ「だったら私が魔法で貴女のお母さんが死ぬ前に……」

なぎさ「そうじゃないのです!どうせお母さんが生き返ったところで意味無いのです!」

さやか(生き返っても意味が無い……?)

杏子「……!」

なぎさ「最後まで話を聞いてくれなかったお母さんが生き返ったって……どうせなぎさのことを見てくれないのです」

スーパーマミ「……虐待、されていたの?」

なぎさ「………」コクリ

杏子「見てくれないってことは……ネグレクトか?」チラッ

ほむら「流石に彼女の過去までは知らなかったけれど……この様子だと、恐らくそうでしょうね」

さやか(ネグレクト?何それ?)

しろしっぽまどか「そんな!酷いよ!自分の子供なのにお世話をしないで放っておくなんて!」

スーパーマミ「………」

なぎさ「………」

なぎさ(お母さんは病気が酷くなった時から私に辛く当たるようになったのです。お見舞いにチーズを持って行っても怒られるだけ……)

なぎさ(そんな時、キュゥべえと出会って……契約すればお母さんを助けられると知ったのです)

なぎさ(それでお母さんに相談しても『そんな冗談言って私を馬鹿にしてるの!?それに病気が治ったところで私なんて生きてる意味が無い!』と言われちゃって……)

なぎさ(だけど、私はそれでもお母さんを笑顔にしたくて『お母さんが美味しいと思うチーズケーキが欲しい』と願って契約したら……)

なぎさ(お母さんは病気が悪化して死んじゃったのです。それで何もかもどうでも良くなって、私はお菓子の魔女に……)

なぎさ(確かにこの黄色い魔法少女ならお母さんを生き返らせることが出来ると思うのです。でもそんなことしたって、お母さんは私を見てくれはしないのです……)


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