北条加蓮「藍子と」高森藍子「ひまわり畑のカフェで」
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32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:11:09.15 ID:FChXWsj50
藍子「とにかく。そうやって健康に悪いことをしたりしないで、ちゃんと自分を大切にしてくださいね」

藍子「せっかく、健康アイドルっぽくなれたことですし」

加蓮「……なんで健康アイドルランキングのトップ5に入っちゃったんだろうね私」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:11:39.23 ID:FChXWsj50
<ぼーん、ぼーん...

藍子「それで、その時に春菜ちゃんが眼鏡を――あっ。時計の音……」

加蓮「……なんだかお寺みたい。ふふっ。歌鈴とお寺でお茶を飲んだ時を思い出すなぁ」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:12:08.97 ID:FChXWsj50
加蓮「うん。外もいい感じに日差しが弱くなったみたいだし、これ以上のんびりしてたら遅くなっちゃうもんね」

藍子「はい。帰りも電車ですから」

加蓮「オッケー。……いいよ。行こっか」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:12:39.46 ID:FChXWsj50
加蓮「…………」クルクルクル

藍子「加蓮ちゃん?」

加蓮「!」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:13:09.16 ID:FChXWsj50
加蓮「こっちの道は、もっと大きな向日葵が並んでるんだ。……もう、空もほとんど見えないくらい」

藍子「なんだか、ひまわりのドームって感じですよね。たくさんのひまわりに、見守られてるみたいっ」

加蓮「う……。そう考えるとちょっと気分悪くなってきたかも」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:13:39.46 ID:FChXWsj50
藍子「すぅ〜、はぁ〜」

加蓮「すー、はー」

藍子「……、」チラ
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:14:09.20 ID:FChXWsj50
藍子「そういえば、カフェの中にひまわりを頑張って育てていますっていうパンフレットがありましたよね。やっぱり、カフェの方が育ててくれているんでしょうか」

加蓮「あったあった。店員もほら、すごく優しそうな人だったし」

藍子「目が、優しい方でしたよね。……育ててくれて、ありがとうございます〜っ」
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:14:39.83 ID:FChXWsj50
藍子「これで、遊歩道は1周しましたね」

加蓮「かな? あははっ、すっかり夕暮れになっちゃってる」

藍子「ですね――」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:15:09.30 ID:FChXWsj50
藍子(夕陽に照らされる、ひまわりを背景に。白い歯を見せて笑う加蓮ちゃんの笑顔が、キラッと輝きます)

藍子(息を呑んで見る私に、加蓮ちゃんは、目を細めて。なんだかまるで、人間を――私を誘惑する、妖精さんみたい)

藍子(……バッグの中に)
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:15:39.06 ID:FChXWsj50
加蓮「ねえ、藍子?」

藍子「……あ、はい。何ですか、加蓮ちゃん?」

加蓮「藍子さ。私に何か言いたくて、何かやりたくてここまで連れてきたんでしょ」
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:16:09.70 ID:FChXWsj50
藍子(見破られ……っ! そんなことまで――!)

藍子(ううんっ。でも、でもっ、それが。それが加蓮ちゃんです)

藍子(隠しごとだって、悩みごとだって、見抜くまでじゃなくて見抜いてから悩んじゃう子)
以下略 AAS



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