禁書目録『短編集』 暇つぶしに書く。
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42:1[saga]
2020/06/06(土) 11:16:43.94 ID:JhQKrKV70
 【とある復讐の絶対能力】

 「ギアァアアアアッ!!」

 ―メキョッ ...ドシャッ

 「ヒ、ヒィィ...!」

 「...残りは、コレだけ、か」ギラッ

 「ま、ま、ま、待て!待ってくれ!頼む!待ってくれ!」

 「...」

 「か、家族がいるんだ、だから見逃して」

 ―ガシッ

 「ゲヘッ...!?」

 「...家族?そンなので見逃してほしい?...はン」

 「私を散々扱き使った挙句に...ゴミ処理場に捨てたお前らを許す訳ないだろが」

 ―メキメキッ

 「まっひぇ、ゃめ...か、かね、ゃ、る...!」

 「...」

 ―ドサッ!

 「ゲフッ!ゲフッ!カハッ、ッハァァ...!」

 「...この口座に全部振り込め。1円も残さず」ポイッ、ペラッ

 「...」



 「...振り込んだぞ。これで」

 「見せろ。...これっぽち?チッ...」

 「し、仕方ないだろ、俺だってこんな割に合わない仕事なんか」

 「したくないってか?...なら、いい方法がある」

 「え?」

 ―ガシッ ブチブチィイッ...!

 「―――――ァアアアアアアッ!!」

 「腕も足も全部無くなれば、仕事ができなくなるだろ」

 「こンなもンで許してくれるだけ...幸運だと思え。クソが」
 
 「き、ひっぃ...!バ、バケモノ、ぉ...!」

 「...あァ...バケモンだ。私は...」
 
 「けどなァ...誰がこうしてと頼ンだ...誰がこうしてくれと願った...」

 「私は私をこうした全てを殺してやる...」

 「これは私をこうした、お前らへの...」

 絹旗「超逆襲だ」



 概要
 暗闇の五月計画の被験者であり研究者内での評価は優等生だった1人の少女。
 だが、突如として計画は破棄となり少女は瀕死の重傷を負わされるほどの暴行を受けた後
 ゴミ処理場へ放り出される。
 しかし、朦朧とする意識の中で少女はたった2つの想いだけを鮮明に決意し、汚れた壁を
 這いずり上がった。
 たった2つの想い。それは、恨みと執念。
 それだけを胸に、血を吐きながら超能力者の壁を打ち抜き、絶対能力者へと変貌した。
 そして、少女の復讐劇が幕を開ける。

 ってな感じ。


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