禁書目録『短編集』 暇つぶしに書く。
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35:1 [saga]
2020/03/18(水) 18:43:11.60 ID:kNbL2sXTO
 【お兄ちゃんラブな黒子ちゃん】

 黒子「♪〜」シャッシャッ

 美琴「あれ?黒子・・・どうしたの?」

 黒子「はい?どうした、とは?」

 美琴「いや、だってアンタ・・・これから出掛けるのにいつもの髪にセットしてないから」

 黒子「・・・た、たまには何もせずありのままの髪でもよろしいかと思っただけですの」アセアセ

 美琴「ふーん。珍しいわね・・・あ。ははーん」ニヤッ

 黒子「な、何ですの、お姉様!?その怪しげな笑みは!?」

 美琴「そっかそっかー、大好きなお兄様とお出掛けするのねー」ニヤニヤ

 黒子「お、おお、と出掛けなんてそんな、そんな年頃の兄妹がするようなことはしませんの!///」

 美琴「それなら何でいつもの髪にしないの?」

 黒子「で、ですからこれはたまたまでして」

 美琴「前に話してなかったっけ?・・・お兄様が結んでない時の黒子も可わぃ」

 黒子「あぁぁあぁぁあぁぁあっ!!///」

 黒子「で、でで、では行って参りますのぉぉーー!///」

 −ガチャッ パタンッ!

 美琴「あっはははっ!可愛いとこあるわね、黒子ったら」クスクスッ
 


 黒子「で?」

 上条「はい・・・」

 黒子「約束のお時間は・・・そうですわね。大体、2時間前だったでしょうか」

 上条「はい・・・」

 黒子「お兄様が助けてほしいとテストの予習を私に手伝ってほしいと頼んだのは覚えてまして?」

 上条「はい・・・」

 黒子「・・・はぁーーーーー」

 上条「そうデカイため息をつかれると上条さんも何と言えばよろしいのか・・・」

 黒子「遅れた原因は何ですの?」

 上条「・・・寝坊しました」

 黒子「実家に帰らせていただきますの!」

 上条「実家って母さん達にチクる気だろ!やめてくださいお願いします!」ガシッ

 黒子「何でもしますって言いましたの?」

 上条「え?いや?言ってない」

 黒子「あ、お母さん!お兄ちゃんが」

 上条「わかった!わかったから何でもしますから!」

 黒子「・・・では、早速あそこのお店に参りますの」ニッコリ

 上条「(電話すら掛けてなかったぁ・・・!)」

 黒子「さっ、行きますわよ?・・・お兄ちゃん」ニコリ

 上条「はぁぁーー・・・黒子、お前は困った妹だ・・・」クスッ

 黒子「困らせる方が面白いものでして」

 上条「こいつ・・・」


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