禁書目録『短編集』 暇つぶしに書く。
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25:1 [saga]
2019/11/01(金) 12:03:58.63 ID:qSejuMJOO
 青ピ「なんや〜。弟君やったんか〜」

 吹寄「変な勘違いさせないでほしいわ」フンスッ

 上条「上条さんは何一つ悪くないだろ!?お前らが勝手に勘違いしてたんじゃねえか!」

 土御門「にゃはははー。カミやんの誤解はどうにも勘違いされるんだにゃー」

 姫神「普段の行いが。影響してるせい」

 上条「そ、そんな理不尽な...」

 吹寄「でも、弟が居たなんて初耳よ?いつから義理の兄弟になったの?」 
 
 上条「かれこれもう13年前くらいになるな...」

 吹寄「え!?」 
 
 青ピ「そんな何年も前からなん!?」

 姫神「弟君。何歳?」

 上条「あと1ヶ月ぐらいで誕生日だから、13歳だな」

 土御門「つまり、カミやんが2歳の頃になるのかにゃー」

 上条「そうだな。詳しいことは少ししか知らないけど...」

 上条「神華は俺の大切な弟だ。血が繋がってないなんて言われても、俺達は兄弟になんだからな」

 吹寄「そう...」

 青ピ「カッコええわぁ!カミやん!」

 上条「止せよ。褒めたって上条さんは何も出せませんよー」シュルッ,パサッ

 上条「さて、食べますか。...あれ?おかすが追加されてる...ってか作り直してくれてるのか」

 姫神「弟君が作ってくれたの?」

 上条「まぁな。毎日交代で作ってるんだ」

 土御門「で、作り直してくれてるってのは?」

 上条「多分、今朝適当に作ったから見兼ねてそうしたんだと思う」

 上条「神華は今日学校が休みだったから、ゆっくり寝かせようと思って上条さんの分だけを
    作ろうとしたけど...」 
 
 上条「まさかの二度寝して寝坊したから適当に作ったんだよな...」

 吹寄「はぁー...」

 土御門「なんとも...泣ける兄弟愛だぜい」

 上条「だから褒めても何も出せませんっての...ん?」カサッ

 吹寄「それは?紙?」

 上条「なんだろな...何か書いてあるのか?」ペラッ

 『お兄ちゃんへ

  いつも学校お疲れさま。ごめんね?ぼくも寝坊して起こすのが遅れちゃって。
  今度から明日が休みの日でも早起きするように気を付けるから。
  夕飯は肉じゃがにするよ。楽しみにしてて♪

                               神華より
          PS、帰りに醤油を買ってきてもらえるかな?お願いします』

 上条「...」

 上条「」ブワッ!

 青ピ「アカン!涙腺ズキズキ刺激される!」ボロボロ

 吹寄「...っ」ウルウル

 姫神「感動大作。狙える...」ウルウル

 土御門「...良い弟を持ったもんだにゃー。カミやん?」クスッ

 上条「...ああっ。ホントに...」グシッ

 上条「俺の自慢の弟だよ...」


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