善子「それでも私は■■を愛して生きていたいのです」
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16:名無しNIPPER
2019/07/21(日) 04:26:15.28 ID:gGVI8GvBO
川の上を、ぼんやりとした光が流れて来る。緩やかなこの川の流れに沿って、対岸からゆっくりと灯篭がこちらへとやって来ます。

気が付けば、昼間の太陽の熱がまだ残る川沿いに多くの人が集まっていました。

普段寂れて人が居ない商店街が並んでいるというのに、祭事た催し物があると庭の隅のアリの巣をつついた様に、何処にいたのか分からない程の数の人が集まって来るのが、この町の特徴です。

皆、明かりの灯った灯篭を持って列に並び、川の一か所から胴まで水に浸かった係の人に手渡ししている。

ここに並んでる家族一つ一つに弔うべき相手が居るのだろうか。

そう考えると、なんだか、凄まじい事の様に思えました。


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