2:名無しNIPPER[saga]
2019/07/21(日) 02:35:51.50 ID:F9dCTe+L0
八幡「よく考えろよ,相手は学校に恨みがあるわけじゃない.感情に左右されているわけでもない.入念に計画して,学校占拠を行ったんだ」
由比ヶ浜「!?」
雪ノ下「その根拠を聞きたいわね」
八幡「まず一つ,今は昼の十二時.学校から出入りする人間が一番少ない時間帯を狙って,武装勢力は一気に学校を制圧した」
雪ノ下「お腹が空いていたから,昼食を狙ったと思うのだけれど」
由比ヶ浜「それはカラスだよ」
雪ノ下「どっちも黒い恰好をしているわね,ふふっ」
由比ヶ浜(あ,なんか嬉しそう)
八幡「コミュ障の話を遮んな.心折れるだろ.二つ目,計600人以上いる生徒を,これまで大きな騒ぎを起こさず鎮圧し,体育館へ誘導した」
由比ヶ浜「私,ゆきのんとの会話に夢中で気づかなかった...」
雪ノ下「恥ずかしながら,私もそうね」
八幡「この学校の人間がゆるゆりしてるのを差し引いても,とにかく手際が良いのは確かだ」
八幡「最後,この学校で一番戦闘能力が高くて,機転の利く大人を味方につけた」
スピーカー「....結婚なんて制度を廃止させろばか!未婚女性のことをもっといたわれ!...」
雪乃「そういえば,一週間前から平塚先生の姿が見えないわね」
八幡「俺に来たメールを見ると,親から彼氏を見せろと言われつづけぶちきれたらしい」
由比ヶ浜「いやな,事件だったね」
八幡「こんなことになるならメールを返してやればよかった」
雪乃「監視カメラの位置もあらかじめ把握していたのでしょうね.構内にも詳しい,敵に回ると恐ろしいわね」
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