【ラブライブss】真姫  「ねえ、花陽って無理して歌ってない?」
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1: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:16:19.87 ID:IkmP0SDVO
花陽  「エエッ、どうしたの急に?」

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2: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:18:30.91 ID:IkmP0SDVO
今日は一年生だけで練習。
音楽室で真姫ちゃんのピアノに合わせて歌の練習をしていた。

真姫  「前から気になってたのよ。 なんか無理してアニメっぽく歌ってる気がして」

以下略 AAS



3: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:19:25.92 ID:IkmP0SDVO
凛   「かよちん、凛はかよちんの歌かわいくて好きだよ」

花陽  「ありがとう凛ちゃん。 でもまきちゃん音楽に詳しいから…」

真姫  「μ’sに入る前、二人で発声練習したの覚えてる?」
以下略 AAS



4: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:20:19.79 ID:IkmP0SDVO
真姫  「またやってみましょう。せーの」

真姫花陽「あーーーーーーーーーー」

花陽  「あっ」
以下略 AAS



5: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:21:00.37 ID:IkmP0SDVO
真姫  「どうだった?」

花陽  「うん。なんだか自然に声を出せたと思う」

真姫  「デッショー! それが花陽の地声なのよ。その声で歌ってみたら?」
以下略 AAS



6: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:21:26.89 ID:IkmP0SDVO
真姫  「なるほど。花陽の中で「アイドルはこう有るべき」というイメージが確立しているのね」
花陽  「そうかもしれない。私ずっとアイドル好きだったから」

真姫  「わかったわ。花陽が好きなように歌うのが一番だわ。楽しくね」

以下略 AAS



7: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:22:02.50 ID:IkmP0SDVO
真姫  「でも、アイドルといってもいろんな個性が有る。
     μ’sとA-RISEは全然違うし、μ’sの中でもそれぞれメンバーの個性が有る。
     正解なんて無い。みんな自分の個性を表現して良いってことを忘れないで」

花陽  「うん。ありがと」
以下略 AAS



8: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:22:36.91 ID:IkmP0SDVO
夜 花陽の家
花陽はお風呂に入りながら昼のことを考えていた。

花陽  (私の個性かあ)

以下略 AAS



9: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:23:03.66 ID:IkmP0SDVO
花陽  (ことりちゃんは自然にああいう可愛い声が出てる気がする)

花陽  (他のみんなもそう。みんな個性的で違うけど、自分の声で歌っている)

花陽  (私は…)
以下略 AAS



10: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:23:30.74 ID:IkmP0SDVO
次の日 μ's全員で屋上での練習

ことり 「うぶ毛の小鳥たちもー」

凛   「いつか空に羽ばたくー」
以下略 AAS



11: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:24:04.99 ID:IkmP0SDVO
花陽  「明日よ変われ!」

にこ  「希望に変われ!」

穂乃果 「眩しい光にー照らさーれて変われー」
以下略 AAS



12: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:24:33.13 ID:IkmP0SDVO
みんな  ワイワイガヤガヤ

花陽   (やっぱりみんな個性が有る…)

穂乃果 「どうしたの? 花陽ちゃん」
以下略 AAS



13: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:25:09.14 ID:IkmP0SDVO
真姫  「えー、そこまで考えてたの? 良いに決まってるじゃない!」

花陽  「みんなはそれぞれ自分の個性を表現してアイドルできているけれど、
     私は自分の個性が無くて、なんか無理してキャラを作っている気がして…」

以下略 AAS



14: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:25:35.37 ID:IkmP0SDVO
ことり 「私は気持ちわかるな。私も穂乃果ちゃんと海未ちゃんに比べれば何も無いし」

花陽  「ことりちゃんはことりちゃんのままで可愛いんです。天然なんです」

穂乃果 「考えすぎだよ 花陽ちゃん! 私何も考えてないよ!」
以下略 AAS



15: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:26:01.61 ID:IkmP0SDVO
絵里  「アイドルに限らず、年頃の女の子はみんなそういうことで悩むんじゃないかな
     悩んで成長していく。悪いことじゃ無いと思う」

希   「そうやね。 誰かさんだってしっかりしてそうに見えて賢く無いところもあるしね」

以下略 AAS



16: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:26:35.86 ID:IkmP0SDVO
希   「もう。めんどくさい子がまた一人。
     花陽ちゃんの歌は十分個性的なんよ」

花陽  「え…」

以下略 AAS



17: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:27:13.09 ID:IkmP0SDVO
希   「そのとおりなんよ。私たちμ’sはメンバーの個性が強い。
     それは強みでもあるんやけど、みんながバラバラに歌ったら一つの作品に
     まとまらないこともある。
     そうならないように花陽ちゃんの歌はみんなの歌の間をつないで
     調和をもたらしているんや。それが花陽ちゃんの個性なんよ」
以下略 AAS



18: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:27:52.06 ID:IkmP0SDVO
希   「そのとおりなんよ。私たちμ’sはメンバーの個性が強い。
     それは強みでもあるんやけど、みんながバラバラに歌ったら一つの作品に
     まとまらないこともある。
     そうならないように花陽ちゃんの歌はみんなの歌の間をつないで
     調和をもたらしているんや。それが花陽ちゃんの個性なんよ」
以下略 AAS



19: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:28:42.27 ID:IkmP0SDVO
絵里  「歌の時だけで無く、日常でも花陽はメンバーを和ませているわね」

ことり 「はなよちゃんすごい」

花陽  「そ、そんな。私はそんなこと意識してないよ」
以下略 AAS



20: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:29:11.61 ID:IkmP0SDVO
真姫  「どう花陽? 自信ついた?」

花陽  「うん。なんとなく。みんなありがと」

海未  「さあ!練習を続けますよ!」
以下略 AAS



21: ◆rydVFq.TKw[sage]
2019/07/15(月) 19:29:46.10 ID:IkmP0SDVO
次の週 学校の廊下

花陽  「はぁっ はあっ だ、誰か」ダダダダ

穂乃果 「あ、花陽ちゃん。 どうしたの?」
以下略 AAS



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