【俺ガイル】雪乃「由比ヶ浜さんと一色さん。どっちが可愛いと思う?」
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8: ◆9pp7qon/u2[saga]
2023/07/19(水) 18:48:09.75 ID:uvgbzXd+O

【第六百四十三話】


らいは「まだアプローチを続けているの?」

いろは「はいっ! 先輩が思わず『好きー!!』と叫んでしまうような事日々研究中ですよー。なので今日も付き合ってくださーいっ♡」

らいは「いいよー」

いろは「ではいきますよーっ」

らいは「どうぞ」


いろは「『コーンフレークにかけて甘くなった牛乳』」

らいは「あぁ! 好きぃ!」

いろは「『かつて敵対してたキャラがうやむやに味方サイドにひきこまれ主人公サイドとの共通の敵を倒して、存在意義を見出しデレる。』『最終回クライマックスで1期のオープニングが流れる』」

らいは「好きだ――――――!!」

いろは「『町の薄汚い中華屋さんのちょっとしっとりして刻んだカマボコとか入ってて紅しょうが添えられてるパラパラチャーハン』」

らいは「卑怯者ーっ! 結婚して――――――!!」

いろは「『大雨が降り止んでカラッと晴れた空に残る土の湿った雨のにおい』」

らいは「そ、そんなアプローチまで!? 好きが止まらないんですけど!?」

いろは「そして……『色んな手を使って好きと言わせたいあざと可愛い後輩キャラっ♡』」

らいは「…………」スンッ

いろは「…………」


らいは「いろはす」

いろは「なんですか」

らいは「あざと可愛い後輩キャラ、いろはす」

いろは「変な属性を付加しないでくださいー」

「おまえの研究はあれだ、ピンポイントで刺さるやつには刺さるが、意味がわからないやつは冷めるし、狙いすぎててすべるし、そもそも恋愛関係ないことで好きって言うの聞いておまえは嬉しいのか胸に手を当てて考えなさい」

いろは「胸に手を当てても自分の声がよく聞こえません。」

「おまえまじそういうとこだぞ」

「ていうか今のを葉山にもしようとしてたの?あいつこういうの笑いながら『…それってどういう意味?』って訊いてくるタイプだからやめとけよ」

一色「センパイ詳しいですね…はやはちは私の地雷なんで認めませんよ……」

「今ボーイズラブの話ししてないよね。BLの話しすると海老名さん寄ってきちゃうからやめて」

「はー、タチ悪い。それ絶対わざとやってるだろ。もうそれ以上研究すんな。うっかり好きになっちゃうから」

一色「いいじゃないですかぁ好きになっちゃえば!まぁアウトオブ眼中なんで付き合うのは無理ですごめんなさい」

「へいへい。あざとエンジン絶好調だな今日も」

一色「…センパイも、わざとやってますよねっ」

「……もう帰れよ」

一色「絶対私のこと好きですよね?」

「あー、好き好き。あいしてるー。」

一色「きゃっ♡」

「純粋無垢な俺のことをからかうのは楽しいか。こんな言葉のなにが嬉しいんだよ……」

一色「……ひ・み・つ、ですっ!」


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