9:名無しNIPPER[saga]
2019/07/06(土) 22:14:04.44 ID:qjfQMCET0
まつり「マジカルスプレーの魔法を受けた私の前に、一人の王子様が現れました」
育「やあまつり姫、こんな月夜に一人で星にいのるだけなんて……いったい何をねがっていたの?」
まつり「まあ、白馬の王子様。月と星がこんなに美しく輝く夜だから、あなたと二人で過ごせたらいいなって願っていたの」
育「君は、ぼくを待っていてくれたのかい?」
まつり「ええ。そしてあなたは、私の願いに応えてくれた」
育「これもきっと何かの縁。さあ、まつり姫。ぼくの手を取って」
まつり「嬉しい。私ね、夢だったの。こんな風に王子様と舞踏会で踊るのが…」
育「ぼくには、自分でぶとう会を開くなんて夢のまた夢だけど……君に喜んでほしい気持ちならだれにも負けないよ」
まつり「おませな王子様、今夜は私にどんな夢を見せてくれるのかしら?」
育「そうだね。では、この美しい空の下でおどろう。君にとどけたい歌があるんだ」
まつり「私も。あなたに届けたい歌が――いいえ、あなたと二人で歌いたいの。二人だけの、二人にしか歌えない歌を」
まつり・育「マジカルスプレーで、あなたも王子様と素敵な夢を……」
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