キョウカ「へんたいふしんしゃさーん!」サレン「あいつそんな風に呼ばれてるの?」
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名無しNIPPER
[saga]
2019/07/04(木) 23:51:04.34 ID:NyiK4gPt0
キョウカ「ま、まぁいいでしょう……。助けてもらったのは本当に感謝していますし、お兄ちゃんのおともだちなら……信用します」
サレン「あ〜、よかったぁ……。あっ、そうそう。キョウカちゃんの歌、すっごく上手だったわよ♪」
キョウカ「うぅ、やっぱりあれも聞かれていたんですね……。で、でも、お兄ちゃんに褒めてもらったあとだから……恥ずかしいのもちょっとだけです……♪」
ジュン「うん。恥ずかしがる必要なんてないとも。イベント当日も、さっきの調子で歌えば大成功間違いなしだろう」
キョウカ「そ、そんなに褒められるとやっぱり恥ずかしいですよーっ! もぉーっ!」
サレン「あはは♪ かわいらしい子じゃない、あんたも隅に置けないわね〜?」
ジュン「さあ。雑談は程々にして、ひとまず森を抜けるとしよう。魔物の血の匂いにひかれて、他の魔物が寄ってくるかもしれない」
キョウカ「そうですね。いつもは魔物なんて出なかったから……びっくりしちゃいました……」
キョウカ「わっ、わぁっ!? お、お兄ちゃん!? もう自分で歩けますから! おんぶしなくても大丈夫ですから〜!」
サレン「……」
ジュン「まだ疑ってるのかな? サレンちゃん、少年は──」
サレン「ううん、疑ってはいないの。ただね……あたしもああやって、女の子扱いされたいなぁって」
ジュン「……そっか。サレンちゃんも、やっぱり大人になったんだね。よしよし」
サレン「あ痛たたたっ!? ちょっとジュンさん! 鎧を着たまま撫でないでよ! ゴリゴリ擦れてハゲちゃうってば!」
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