122: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/07/15(月) 16:56:52.92 ID:vBPP1GOf0
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少女「……!」
少女(……明るい)
少女(それに、この重い身体)
少女「……」
少女(戻ってきたのね……夢から)
教育係「お嬢様、目が覚めましたか?」
少女「えぇ」
少女(何だか、まだ目がぼんやりしてるけど…)
少女「んー…」シパシパ
少女(ん?)
少女(何かしら、脇に何か立ってる…?)
少女(細い…柱みたいな)
少女「…教育係」
教育係「はい…あぁ、こちらですか」
教育係「お嬢様、昨日の発作以降再び眠りについたままになってしまわれたため、勝手ながら点滴を打たせて頂いたのです」
少女「そうなの…」
教育係「申し訳ございません。お嬢様がこのようなものを望まれていないのでしたら、極力頼らないようにはと──」
少女「いえ、いいわ」
少女「私のためを思ってしてくれたんだものね」
少女(きっと腕のどこかに着けられてるのよね……感覚がないから分からないけど……)
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