梨子「未来のあなたが知ってるね」
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80:名無しNIPPER[saga]
2019/07/02(火) 19:33:09.13 ID:yi/lREP/O

鞠莉「……オホン。まあ、とにかく」

鞠莉「いつの間にかさえどうにか出来れば」

鞠莉「いつの間にか、誰かが”誰か”になっていて。……だ〜れも気づいていないけど、誰かが”誰か”になっていって」

鞠莉「その、”誰か”が。……自分と近い人だったって、気づきも出来なく。……そして、最後に」

鞠莉「自分が、”誰か”になる時に、初めて気づいちゃう。……そんなことが、ないとは、言い切れないわねぇ」

果南「ちょ、ちょっと鞠莉!……そういうこと言うの、ダメだって!」

鞠莉「え〜?そういうことって〜??」

果南「……こいつ!ダメだコイツ!!」


花丸「……果南ちゃんって、ホラーだけじゃないの?SFもダメなの?」ボソッ

ダイヤ「……奇怪な現象全般が苦手みたいです。普段はそんなことないのに、ちょっと匂わせたことを言うと、てんで使い物にならなくなります」コソッ

花丸「なるほど……」コショッ

ダイヤ「いやん。……な、何するんですか!」

花丸「ちょっとくすぐっただけずら」

ダイヤ「だから!何でこのタイミングで!!いやこのタイミングだけじゃなく!!そもそもなんでそんなことするんですか!!!」

花丸「なんか、したくなっちゃったから」

ダイヤ「なんかでやっちゃダメでしょ!ちゃんとした理由を持ってやりなさい!!」

花丸「理由があればやってもいいの?」

ダイヤ「そうです!……いや、ダメです!!」

花丸「えぇ〜」




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