536:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/06(土) 11:02:01.65 ID:jWyG/GcGO
千歌「・・・・・・やっぱりね。もう、ガタがきてるんだ」
善子「なっ……!!」
千歌「私は・・・・・・長く、生き過ぎた。・・・・・・皆と別れてからも。・・・・・・ずっと、見届けたくて」
千歌「色んなものを、見てきた。・・・・・・人間の、行き着く先。皆の、夢のカタチが知りたくて」
梨子「………」
千歌「いっぱい生きて。・・・・・・機械になって、生き続けて。・・・・・・でも、もうそろそろ、終わりだなって思う時があった」
千歌「・・・・・・。正直、もう目を覚ますことなんてない。・・・・・・そう思って、でも、次に目を覚ませて。その時に。・・・・・・私は、信じられないものを見た」
千歌「・・・・・・長い長い眠りの後に。私は、私の生まれ育った町とそっくりな場所に、いた」
千歌「しかも。そこには、もうずっと前に、別れたはずの・・・・・・仲間が、いた」
梨子(……!)
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