梨子「未来のあなたが知ってるね」
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334:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/05(金) 20:06:14.41 ID:UAEVXW1PO

果南「これで、立場を決めてないのは私らだけになったわけだけど。……ダイヤは?どうするの?」


ダイヤ「……わたくしは……」



ダイヤ「……。わたくしは、中立に立ちます」


花丸「ダ。ダイヤさん……!」


ルビィ「お姉ちゃん。……なんで?」



ダイヤ「……正直なところ。わたくしには信じられません。未来からのタイムスリップがあり得るだとか、入れ替わりが行われているだとか……そういった、非現実的な可能性を。しかし……」


ダイヤ「ルビィがデザインの勉強をしていること、色々なものを作っていること。その頑張りを、わたくしは知っています」


ダイヤ「そのルビィが、未来の可能性を示した。……ならば、検討の余地は、あるように思うのです」


ルビィ「お姉ちゃん……」



ダイヤ「それに。鞠莉さん、善子さんが指摘したように……可能性の議論は、慎重に行わなくてはならない」


鞠莉「ダイヤ……」


ダイヤ「二つの立場を成り立たせるためには、どちらかに偏ることのない人間が必要です」




ダイヤ「……ほら。生徒会長でスクールアイドルである、クールなわたくし。……この、判断力が必要でしょう?」




ダイヤ「その責任を果たせるのが……わたくしだというだけです」





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